育児ノイローゼとは

妊娠期間中は早くお腹の子と会いたいという気持ちでいっぱいだったはずです。
しかし実際に出産を終えて育児が始まってみると、想像していたよりもずっと大変だったという経験をしたことがある日とも多いのではないでしょうか。
子供が小さいうちは、何かあるとすぐに泣かれてしまいますし夜中にずっと泣かれていてはママが寝る時間もありません。
ほとんど気が休まる時間がなく、一日中赤ちゃんに付きっ切りで身体も心もいっぱいいっぱいになってしまうこともあるでしょう。

自分自身に余裕がなくなってしまうと、自分の育児にすら自信が持てなくなってきますしどんどんと精神的に追い込まれるケースも少なくありません。
その状態が悪化してしまうと、よく聞く育児ノイローゼの状態に陥ってしまいます。

子供の行動に振り回されない

子育てをしていると、たびたび子供に困らせられるような言動をされてイラっとしたり精神的に追い詰められてしまうシーンもあるかもしれません。
しかし子供の行動に感情を揺さぶられてはいけません。

実際に子供が親を困らせるような言動をするときというのは、何らかの原因というのが背景にあるものです。
冷静になってみてみると、その年齢ならではの成長による現象であることなども多いため原因をしっかり探りましょう。

仕方のない当たり前の成長による変化だったり、何かしら理由があっての行動だと分かればママの精神的な負担も少しは軽くなるはずです。

他人の家庭と比べない

隣の芝生は青いというように、他人の家庭と比較してしまうと自分の子供よりもよその子供の方がいろいろ出来ると感じてしまうこともあるでしょう。
さらに他の家庭だと自分の家庭よりも家族が育児に協力しているなんて自分の家庭との違いが気になってしまいがちです。

しかし家庭によって環境が違うのはもちろんですが、子供によって個性も違えば成長のスピードも違います。
比べたからといってなにか変わるわけでもありませんし、ママの精神面に良い影響は与えません。

よそはよそ、うちはうちという考え方で自分の子供や自分の家庭で誇れる部分を見つけた方が気持ち的には良いはずです。

完璧に頑張ろうとしない

子供をいい子に育てたいと思えば思うほど、完璧に育児をこなそうと頑張ってしまうものです。
しかし完璧に育児を頑張るというのはなかなか難しいものです。

親が育児に対して完璧を求めてしまうと、子供も完璧でなければいけないという考えになってしまい、子供にも負担を感じさせてしまう原因になります。
穏やかに育児をする上では完璧は求めない方が良いでしょう。

だいたい出来ていれば良いという気持ちの方が、ママだって負担をそこまで感じません。
自分で自分を苦しめてしまうような考え方は持たないように気を付けましょう。