必見!二人目育児を乗り切るコツ

ママさんの中には、一人っ子じゃなく、子どもにはきょうだいがいてほしいと思う人も少なくありません。
中には、自分が一人っ子だったから子どもにはきょうだいを作ってあげたい、自分がきょうだいがいて楽しかったから子どもにも同じ思いをしてほしいなど、自身の経験から基づいて、計画的に二人以上の出産を行う人もいるかもしれません。

ただし、一人目とあまり歳が離れていない場合、まさに「育児を必要とする子どもが二人」となる状態です。
一人でも大変な育児ですから、二人に増えたらどれほど大変になるかは言わずもがなです。
そんな二人目育児を乗り切るためにはコツがあります。

やはり、パートナーである父親の手をしっかり借りるという点が重要です。
上の子、下の子、どちらの育児でもかまいませんから、できることをどんどん引き受けてもらいましょう。
負担が母親に偏っていると感じたら、できないこともできるようになってもらう必要があります。
極端なたとえですが、明日どちらかが急に入院する可能性もありえない話ではないので、パパママどちらも、一人で育児の全てを一通りこなせる状態にしておくのが理想です。
その上で、何の作業を分担するかを決めるとよいのではないでしょうか。

上の子に対してはこう接しよう

子どもが増えるとはどういうことなのか、ある程度の予測がつく大人と違い、幼い子どもにとって、妹や弟ができると、急に生活が一変したような印象を受けるものです。
特に大きな衝撃は「親が全部の関心を自分に向けていたのにそうじゃなくなった」という点でしょう。
赤ちゃんが産まれたらどうなるか、ママの妊娠期間にある程度の説明をして、子どもも理解したと思っても、実際の生活で受ける子どもの衝撃は計り知れないものです。

そんな衝撃を受けてしまっている上の子に対して、ママもパパも関心や愛情を持っていることをしっかり理解してもらうことが重要です。
まして、自分が望んで行動した結果でないのに「お姉ちゃんだから」「お兄ちゃんだから」と我慢を強いられる環境になってしまっては、上の子が下の子に愛情を持ってくれる家庭にはなってくれません。

愛情や関心を伝える手段として有効なのは、ボディタッチによるコミュニケーションと言われています。
例えば赤ちゃんにミルクをあげるときなど、絶対に赤ちゃんから手を離せないというタイミングで上の子にくっついてあげると、同じくらい大事にされているのを実感できます。
片手が空いているなら、背中や頭を撫でてあげるのもおすすめです。
さらに、褒めるタイミングで「お姉ちゃん」「お兄ちゃん」という単語を使うと、自分が上の子であることを好意的に思ってくれるようになるでしょう。