子供のおねしょについて

子供さんがおねしょをしてしまう時にはどのように対処するのがいいのでしょうか?
幼稚園児の場合にはそれほど深刻に考える必要はありませんが、小学校に入ってもおねしょをするような場合には何らかの対応が必要です。

おねしょの原因としては、尿意を感じても起きることができないことが挙げられます。
慢性的に睡眠不足になっていたり、夜型の生活を送っていると、そのようになってしまうことがありますので、生活スタイルを改善することを考えることがお勧めです。

自律神経の活動が乱れてているとおねしょをしやすくなります。
ストレスをお子さんが感じてしまっていると自律神経の活動に異常が出てしまいますので、修正をしてみることも検討すべきです。

生活習慣やストレスを解除したとしてもおねしょが治らないという場合には腎臓や膀胱に何らかの疾患がある可能性が考えられますので、病院で検査をしてみることが必要になります。
原因さえ分かれば治療によって、おねしょが改善することになります。

おねしょのトラブルについて診察を受ける場合には、小児科あるいは泌尿器がお勧めです。
診察を受ければ、適当な対処方法を指導してもらえるようになるはずです。
焦ってしまうのはNGです。

お子さんにプレッシャーとならないように配慮しながら、治療を進めていくようにするのが肝要です。
絶対にお子さんを叱ってはいけません。

お子さんが、利尿作用に富んだ、カフェインを含んだお茶をよく飲むという場合には、控えるようにするといいでしょう。
寝る前はあまり水分を取らさないようにすることも必要です。
寝る前にトイレに行く習慣も付けるようにしたいものです。

薬物投与の場合

薬をつかって、おねしょの治療をする場合には、医師の処方に基づいて薬を服用するようにしたいものです。
自己判断で薬を飲むことは避けるべきです。

おしっこが出たことを知らせてくれるセンサーのついたパンツをはくという方法も考えられます。
こちらについても担当の医師の指示のもとで使うようにするといいでしょう。

おねしょは治るものか?

おねしょは大概の場合において、改善をしていくものです。
しかしながら、改善に要する時間は人によって異なっています。

いずれにせよ焦ることは意味がありませんので、改善を信じて治療をしていくようにすることが肝要です。
周囲が焦らせないことも絶対条件です。

発達過程のプロセスと考える

おねしょは誰でも経験するものです。
ですから、発達段階のプロセスの一つであると考えてみてもいいでしょう。
そのうち治るはずですから、気楽な気持ちでおねしょについて考えるべきです。

もちろん、改善に必要な治療はしっかりと行っていくことが必要であるのは言うまでもありません。