子供がよく転ぶ原因とは

子供が普通の平な道でもよく転ぶという場合には何らかの原因があると考えてしまうことになります。
転びやすいのは、足に問題があるというよりも、体幹に問題がある場合が多いようです。

体幹がきちんとできていないと、バランスを崩しやすくなってしまって、結果としてしばしば転倒してしまうことになるのです。

また、それに加えて筋肉の緊張が弱い場合にも転びやすくなってしまいます。
歩き方が筋肉の力が弱いのでかなりぎこちないものになってしまうのです。
日本人の体型が変わってきていることもあって、安定感があまりなくなってきていることも考えられます。

子供が外遊びをしなくなってきているので、体をバランスよく動かすことがあまり得意ではないというケースも考えられます。
お子さんですから、それは仕方がないのですが、色々な所に注意が向いてしまって、歩くことに集中できない場合も起こります。

現代人はとにかく歩かなくなったので、足が弱くなっていることも想定されます。
できるだけ子供のうちから、歩いた方が体幹の形成にはプラスに働くのです。
転ぶ経験も少なくなっているので、簡単に転んでしまうことが起きてしまうのです。

悪いことではありませんが、バリアフリーのシステムがいたるところにありますので、歩く機会を更に減らしてしまっているのかもしれません。
ベビーカーでどこへでも行けるといのは魅力的ですが、足を鍛える機会を失わせているのかもしれません。

子供さんの身長が以前よりも高くなってきているので、バランスを取りにくくはなってきています。
運動不足のために、自分の体の安定を保つ方法をお子さんが上手くイメージできなくなっている部分もあります。

改善するための方法

お子さんがよく転んでしまう場合の改善方法はあるのでしょうか?
お子さんにできるだけ歩く経験を積んでもらうようにするのがお勧めです。

お子さんだけですと、中々体を動かさないかもしれませんので、親子で歩く訓練をしてみてもいいでしょう。
荷物を持ってもらって、バランスを取りながら歩いてもらってみてもいいでしょう。

靴選びも重要です

お子さんがよく転んでしまう時には、靴がマッチしていない可能性も考えられます。
お子さんの足の形にしっかりとマッチした靴を選ぶようにすべきです。

どのような靴がいいのかわからないときにはお店の方に相談してみてもいいでしょう。
靴底はできるだけ平らなものにして、バランスとりやすくする工夫もお勧めです。

転びながら覚えることもある

子供が転んでしまうのは、心配ですが、転ぶことによって、子供がバランスのとり方を覚えることもあります。
長期的な視点で、お子さんの体幹を鍛えていくようにするといいでしょう。