言うことを聞いてくれない…イヤイヤ期の対処法

イヤイヤ期はまず受け止めましょう

2~3歳児までのお子さんに多いイヤイヤ期。
何でもかんでも嫌がってしまう、親御さんにとって魔の時期として知られていますが、このイヤイヤ期はお子さんがきちんと成長をしている証拠だからこそ、闇雲に否定をしてはいけません。
イヤイヤ期のお子さんの主張は、まずは受け止めることが大切です。

嫌な気持ちをきちんと一度聞いてから対処法をすることで、お子さんは全てを否定された気持ちでは無く、きちんと話を聞いて貰えた気分になります。
もちろん、受け止めると言っても言うことを聞いてはいけません。
嫌と言えば何でも言う事を聞いて貰えると勘違いしてしまいますので、きちんと主張は一度聞きはしても、その後上手に親御さんのペースに持っていきましょう。

またイヤイヤ期は大抵の親御さんが通る道です。
イヤイヤ期が無いお子さんはほとんど居らず、親御さんの中には、イヤイヤ期のお子さんに嫌気がさして育児ノイローゼになる方もいます。
子育ての難所ともいえるポイントですので、上手にスルー力を高めると共に、お子さんがイヤイヤ期に入ったのは、きちんとお子さんが自分の意志を持ち始めている成長の証として捉えましょう。

イヤイヤ期の対処法

イヤイヤ期では無く、お子さんが嫌と伝えている気持ちを一度受けとめる所から始めます。
何が嫌なのね、と一度言葉に出して伝える事で、お子さんは自分の意見を聞いて貰えたことを分かるでしょう。

もちろんそのまま言う事を聞いてはいけない場面もあります。
イヤな気持ちを聞いた後は、一度他の事に気を反らしてみたり、問いかけを工夫してみると良いでしょう。
例えば帰る時間になっても帰りたがらないような場合は、無理矢理連れて帰るのではなく、そろそろ帰る時間だね、お家に帰ったら何をしよう、というように、次の楽しみを提示するのもおすすめです。

また、多少は妥協しても良いような意見の場合は、たまには聞き入れてあげても良いでしょう。
今日着る洋服が嫌と伝えている場合、どんな服が良いのか聞いてみたり、自分が着たい洋服を選んでみてと伝えて選ばせてあげると、すんなり納得することも多くあります。
お子さんは以外と一回興味を反らすと、イヤイヤの気持ちが無くなる事も多いので、意固地にならなくても良い場面は妥協してあげるのも1つの方法です。

イヤイヤ期に突入すると、毎日何をしてもイヤイヤと伝えるようなお子さんもいます。
こちらが悪いことをしていなくともイヤイヤと伝えてくるような事も多いのでストレスが溜りやすいですが、上手にスルーできる力を身につけられるようにすると良いでしょう。