気をつけたい!子どもの熱中症対策

ぐったりとしていたら要注意!熱中症に気づくポイント

近年夏場の猛暑日は災害級となってきているからこそ、日頃から熱中症対策をしておかないと非常に危険です。
お子さんの場合は特に、出来るだけ早い段階で対策を行わないと命に関わる危険性がありますので、十分注意をしましょう。

お子さんはどんなに熱中症対策をしていても、その日の体調次第で熱中症を引き起こす可能性がありますので、親御さんがお子さんの熱中症に早い段階で気がつくことが大切です。
まず、お子さんがあまり喋らずぐったりとしている場合は、熱中症の可能性が高いので注意をしましょう。
日頃お喋り好きのお子さんの場合は特に、喋らないのは異常事態が起きている可能性があります。

また、ベビーカーの中は日陰になっていますが、サウナのように熱気が籠もってしまい、気がついたらベビーカーの気温が外よりも暑くなっている可能性があるでしょう。
こまめに換気を行うとともにお子さんの様子をチェックしておいて、お子さんの呼吸が荒かったり、顔が真っ赤になっている場合は、すぐさま熱中症ケアをすることが大切です。

汗が出ない程の状態は非常に危険な状態になります。
出来るだけ早くケアをして、必要に応じて病院にいくことが大切です。

熱中症の対策方法は?

熱中症対策で最も重要なのが水分補給になります。
熱中症になる前であれば普通のお水や麦茶、ほうじ茶などで問題ありませんが、熱中症になった場合や熱中症になりかけの場合は、経口補水液などで至急ケアをすることが大切です。
水ばかり飲んでいると水中毒になる恐れもありますので、塩分補給もきちんと出来るように、塩分タブレットを利用したり、ミネラルを同時に補給出来る麦茶を飲むと良いでしょう。

水分補給と合わせて、涼しい場所に連れて行くことも大切です。
どんなに水分補給をしても、体の熱が冷めなければキリがありませんので、長時間暑い場所に居ることを避け、熱中症になった場合はすぐさま体を冷やしましょう。

効率良く体を冷やす為には、脇の下や首元、太ももの内側の付け根など、太い血管が通っている場所に保冷剤などを当てて冷やすことがおすすめ。
これらの部分に保冷剤や冷えピタを貼っておくと効率良く体温を下げられますので、涼しい場所に連れて行くと共に、こうしたケアをすることも重要です。

クーラー

そして、クーラーを上手に活用することも忘れないようにしましょう。
災害級の暑さと言われるからこそ、クーラーを我慢すると危険です。
室内に居ても熱中症になる方は多いため、室内の気温を安定させる為にも、クーラーはきちんと利用しましょう。

24時間付けっぱなしと言う事では無く、寝るタイミングやあまりのも暑い時などに使うなど、使い分けをする事も1つの方法です。
クーラーは命を守る為に重要な家電ですので、お子さんが居る場合は特に上手に活用して見て下さい。